万雷の拍手か、ブーイングか 闘莉王が守り続ける一つの流儀とは

“闘莉王ダービー”に大観衆「嬉しいですよ」

 名古屋時代、埼玉スタジアムに凱旋した際には、挨拶してもブーイングで対応されることもあった。最近は拍手で迎えられるようになったが、それぞれのクラブのサポーターにも流儀はある。

 今回の名古屋戦では、万雷の拍手で迎えられた。

「温かい拍手というのも悪くないですね。しかも、(京都戦では)豊田スタジアムで2番目の観衆も来てくれた。嬉しいですよ」

 “闘莉王ダービー”と呼ばれた名古屋戦は、3万6755人の観衆が集まった。これは2014年5月3日のセレッソ大阪戦の3万8966人に次ぐ、豊田スタジアムにおける名古屋のリーグ戦入場者数歴代2位という数字だった。

「昔のホームスタジアムに、アウェーチームとして行って試合をする。結構、嫌な感じよ。あまり好きじゃない。ロッカールームが違うだけで違和感がある」と、京都の一員としての初の凱旋試合を振り返った闘莉王だが、17日に本拠地・西京極スタジアムで水戸ホーリーホック戦を迎える。

 

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