レアルは主力3人のファウルトラブル危惧 C・ロナウドら3人が次節で“出場停止危機”

17日に延期分のセルタ戦に臨むレアル、スペイン紙はイエローカード枚数を危惧

 レアル・マドリードは2011-12シーズン以来のリーガ・エスパニョーラ制覇に向けて、現地時間17日に延期分の第21節セルタ戦に臨む。レアルが勝利すれば首位浮上でリーグ最終節を迎えるが、セルタ戦ではエースFWクリスティアーノ・ロナウドら主力が“出場停止危機”にあるとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

 レアルは大雨の影響で延期されたセルタ戦が17日に組まれた後、21日に最終節マラガ戦に臨む。この2試合を1勝1分、もしくは2連勝すれば覇権を争う宿敵バルセロナを勝ち点で上回り、自力でリーグ優勝を手にする。ただ懸念材料として同紙が挙げているのは、主力がシーズンを通じて溜めたイエローカードの枚数だ。

 リーガの規定では、シーズンに5枚の警告を受けると次節出場停止処分となる。第37節終了時点で“リーチ”がかかっているのは、豊富な運動量を誇るMFルーカス・バスケス、持ち前のテクニックで後半戦にかけて中盤インサイドハーフ争いに名乗りを挙げたMFイスコ、そしてロナウドの3人となっている。

 特にロナウドは前節のセビージャ戦で相手DFクレマン・ラングレと小競り合いを起こし、主審からあわやイエローカードを提示されそうになる場面もあり、セルタが駆け引きを仕掛けてくる可能性も否定できない。

 同紙は「彼らはセルタ戦でプレーするだろうが、状況によってはエスタディオ・ラ・ローゼダ(マラガの本拠地)への遠征を逃してしまう可能性がある」とセルタ戦でのファウルトラブルを危惧している。大一番でことごとくゴールを決め続けるロナウドを最終節で欠くとなれば、チームを率いるジネディーヌ・ジダン監督にとっても痛手となるが、ロナウドは相手の挑発にも平常心を貫き、チームを栄光へと導けるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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