中国人への人種差別騒動、アルゼンチン代表FW謝罪 「傷つけたのであれば、深くお詫びします」

2月合宿中に撮影された1枚の写真を巡り、河北華夏FWラベッシが炎上騒ぎ

 中国人に対する人種差別問題が波紋を広げている河北華夏のアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシが騒動について謝罪した。英公共放送「BBC」が報じている。

 セリエAのナポリ、フランスのパリ・サンジェルマンなどの強豪クラブで活躍したラベッシは、昨夏に中国1部・河北華夏へと活躍の場を求めた。1500万ユーロ(約17億円)の高額年俸を手にしていると言われるスターは、今年2月のスペイン・マルベージャ合宿中に行われたフォトセッションで撮影された1枚の写真を巡って炎上騒ぎとなっている。

 それは河北華夏のチームジャージに身を包んで撮影に臨んだラベッシが、両目の端を人差し指で引っ張って笑顔で収まっているものだが、このジェスチャーは中国人をはじめとした東洋人に対する差別的な表現とされている。

 この一件についてはBBCでも報じられるなど国際的に大きな問題となっている。中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で、とあるファンが「これは中国人を差別するような非常に不愉快なジェスチャーだ。ここから出ていけ!」という投稿がされるなど、ラッベシに対する風当たりが強い。

 

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