町田が優勝遠のく手痛いドロー 土壇場でPK献上…4戦未勝利で上位争い後退

京都と町田は1-1の痛み分け【写真:柳瀬心祐】
京都と町田は1-1の痛み分け【写真:柳瀬心祐】

京都と町田が対戦

 J1リーグは各地で第31節が行われ、京都サンガF.C.はホームでFC町田ゼルビアと対戦。町田が前半に先制点を奪ったが、終了間際に京都がPKで同点となり1-1の痛み分けとなった。

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 ホームの京都は今季、シーズン序盤から好調を維持すると4月にはクラブ史上初めてリーグ戦で首位に立った。前節の清水エスパルス戦(0-1)で約4か月続いた無敗(7勝3分)が止まったが、首位の鹿島アントラーズを勝ち点差3で追いかける。対する町田も6月から8月にかけてリーグ戦8連勝を記録し優勝戦線に浮上。鹿島とは勝ち点差7の5位の状況でアウェーに乗り込んだ。

 試合は互いにロングボールを駆使し激しい攻防が繰り広げられるなか、序盤は町田が攻め込むが京都が次第に押し返す。それでも町田は同16分、右サイドからのロングスローのこぼれ球に反応したMF中山雄太がシュートを放つとポストに直撃し、跳ね返りを最後はDF岡村大八が流し込んだ。

 その後は京都が攻め込むシーンを作るもネットは揺らせずに折り返した。後半序盤の7分、中央から左サイドでパスを受けた京都DF須貝英大が持ち運びシュートを放ったが、わずかにゴール左へと外れた。

 さらに京都がボールを握り町田ゴールへと迫ると同25分、須貝が浮き球のこぼれに反応するとMF望月ヘンリー海輝に倒された。一度は流されたが、オン・フィールド・レビューの結果、京都にPKが与えられた。しかしFWラファエル・エリアスのPKを町田GK谷晃生が完璧に読みセーブしピンチを脱した。

 しかし終了間際、途中出場の佐藤響が沼田駿也に倒されてこの試合2本目のPKを獲得。これをFW原大智が決めて土壇場で追い付いた。試合はそのまま終了し、町田は4戦未勝利となり、京都も2戦未勝利。他会場の結果により首位の鹿島アントラーズと勝ち点差が離される結果となった。

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