日本人がイタリアで争奪戦に? 現地メディア報道…名門が新たに関心「相応しい名前」

冨安健洋はラツィオにとって「魅力的な選手」
昨シーズン限りでイングランド1部アーセナルとの契約を解除した日本代表DF冨安健洋は、かつて活躍したイタリアから熱視線を浴びているようだ。これまでACミランやインテルからの関心が報じられた冨安だが、新たにラツィオも関心を示しているとイタリアメディア「Il Posticipo」が伝えている。
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かつてセリアAのボローニャで名前をあげ、アーセナルへの移籍を実現した経歴を持つだけに、冨安に対してイタリアでは高い関心を持つクラブが多いようだ。最終ラインのすべてのポジションで高い能力を示す、対人に強いマルチロールを移籍金ゼロで獲得できることは、多くのクラブにとって魅力的なようだ。
今シーズンのセリエAで開幕3試合を終えて1勝2敗と苦しむラツィオについて、記事では「特に3失点を喫した守備面に課題を抱えている。ヨーロッパの舞台に戻ろうとするクラブにとっては多すぎる数字だ。そのためには大きな補強が必要かもしれない。経験のある選手で、監督の要求に応えられる存在」だとし、「それに相応しい名前で真っ先に思い当たるのが冨安健洋だ。2019年から21年までボローニャのシャツを着ていたことでイタリアでは知られる」と、冨安の補強を推薦している。
冨安はフリー選手のため、クラブによってはすぐにチームに加えることが可能だ。しかし、ラツィオはFIGC(イタリアサッカー連盟)から来年1月までフリーの選手を含めて補強禁止処分を下されているため、冨安の加入も1月まで待たなければいけない。
冨安自身の復帰がいつになるかも不透明な状況だが、怪我に苦しんできたDFは、カルチョの国でキャリアを再開させることとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















