日本人が移籍志願も残留「クラブの判断は正しい」 OBが一連の流れに見解「疑問を抱く人はいない」

セルティック前田は今夏移籍できず
スコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然は今夏の移籍は実現しなかったものの、現地でも今後の去就問題が話題となっている。クラブOBの解説者、クリス・サットン氏は「セルティックに適切な代役がいるかどうかが注目」と前田の動向に関する見解を示した。英メディア「フットボール・インサイダー」が報じている。
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前田は今夏にイングランド・プレミアリーグのクラブからの関心が伝えられ、本人も移籍を志願していたとされる。しかし、昨季公式戦33得点を決めた得点源の代役を確保できなかったクラブは前田の放出を拒否。さらに現地メディアでは、セルティックとしては来年1月に開かれる冬の移籍市場でも前田を放出するつもりはないと報じられた。
前田の去就は現在のセルティックにとって最重要トピックともいえるものだが、この問題にクラブOBの元イングランド代表FWサットン氏は「前田大然を引き止めたクラブの判断は正しかったと思う。彼のセルティックへの貢献に疑問を抱く人はいないだろう」と言及していた。前田の残留はクラブとして賢明な判断だったとしつつ、今後の動向についてはやはりセルティックが代わりとなる選手を獲得できるかどうかによると語った。
「彼(前田)は今後も努力し、チームのために全力を尽くすはずだ。そのことに疑いはない。しかし、彼をセンターフォワードで起用していれば、セルティックは当然左サイドでの彼の影響力を失うことになる。(ケレチ・)イヘアナチョは移籍市場の最後にオプションとして契約された。もしかすると、彼がセンターフォワードでプレーすることになるかもしれない。前田はセルティックのユニフォームを着ている限り、全力を尽くす。彼が1月に出ていくかどうか、そしてセルティックが適切な代役を手にすることができるかどうかが注目を集めるだろう」
今季はワールドカップを控えた重要なシーズンとなるだけに、森保ジャパンの常連メンバーである前田の去就問題は日本のサッカーファンにとっても目が離せない話題となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















