J3沼津、中山雅史監督の退任を発表 今季わずか3勝で最下位「自分の未熟さに腹立たしさを感じます」

クラブが公式発表
アスルクラロ沼津は9月14日、中山雅史監督の退任を発表した。後任としてヘッドコーチの鈴木秀人氏が新監督に就任する。
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「ゴン中山」の愛称でも知られる中山監督は、2019年から沼津U-18でコーチを務め、2021年から22年までは古巣でもあるジュビロ磐田でコーチを経験。2023年から沼津の監督に就任し、2年半にわたりチームを指揮したが、今季はJ3リーグ下位に低迷しており、クラブと協議の上で退任が決定した。
13日に行われたリーグ第27節の松本山雅FC戦で0-2の完封負けを喫し、リーグ7連敗。今季27試合でわずか3勝と勝ち点を積み上げられず、JFL自動降格圏内の20位と低迷。代表取締役社長の高島雄大氏は「一時は立て直しの兆しも見えたが、再び連敗が続き、現状を打破するには至らなかった。率直な対話を重ね、今後のチームの流れを変える必要があるとの共通認識に至り、双方合意の上で今回の決断に至りました」と監督交代の理由を説明。鈴木新監督とともに、J3残留に向けて新体制でシーズン終盤戦に臨む。
中山監督のコメントは以下のとおり。
「常にスタジアムや様々な形で熱いご声援、情熱で私たちを鼓舞し続けてくれたアスルクラロ沼津のファン・サポーターの皆さんやパートナー企業の皆さまの期待に応えることができず、笑顔でスタジアムを後にさせてあげられなかったこと、晴れやかな気持ちにさせられなかったことが、悔しくて情けなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
共に戦ってくれた選手、スタッフはいつもゲームに向けての準備、全力で闘う姿勢と気持ちを整えていてくれたことに感謝しますし、それを勝利に結び付けられなかった自分の未熟さに、腹立たしさを感じます。まだまだ成長過程のアスルクラロ沼津が発展し続けられるよう、自分にできる形でこれからも力を尽くしていきたいと思います」




















