Jクラブ創立60周年ユニは「史上最も洗練された」一着 パンツには“県内国宝”の存在感

松本山雅のユニフォームにフォーカス(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
松本山雅のユニフォームにフォーカス(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

60周年の節目にまとう“信州の誇り”…松本山雅の記念ユニフォームに注目

 今季J3で戦う松本山雅FCは、クラブ創設60周年という節目のシーズンに「アニバーサリー ANNIVERSARY」をコンセプトとしたユニフォームを着用している。地域の象徴と歴史を随所に取り込んだ記念モデルとして注目を集めているなか、サッカーユニフォーム研究家の「ともさん」に印象を語ってもらった。

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 デザインは、ライトグリーンで信州の三大山脈(飛騨・木曽・赤石)を、ダークグリーンで『信濃の国』にも歌われる四つの平(松本・伊那・佐久・善光寺)を表現。信州の自然豊かさとクラブのアイデンティティを融合させた「フォレストデザイン」がベースとなっている。そして、松本城をイメージしたブラックを袖とパンツに取り入れたことで、全体に重厚感が加わった。さらに晴れ間から降り注ぐ光を連想させるライトゴールドと、60周年記念ロゴがアクセントとなり、伝統と格式を感じさせる仕上がりとなっている。

 ともさんは、「知っていると馴染みあるブラック配色」とコメント。さらに自身の経験を踏まえ、「私は以前、松本山雅のホーム試合を観に行った際、松本城も観光で訪れました。国宝でもある天守の圧倒的な存在感(夜のライトアップされた姿が凄いです!)を知っていたこともあり、このブラックの袖、パンツの配色がとても腑に落ちました」と語った。

 地域へのリスペクトが細部にまでちりばめられた60周年記念デザインユニフォーム。クラブも「史上最も洗練されたユニフォームを身にまとい、共に戦いましょう!」と呼びかけており、伝統と革新が調和した今季モデルとなっている。

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