トーレスがC・ロナウドの“黙れ”ジェスチャーに激怒 主審が制止するほどの口論に発展

イスコの得点を祝福したロナウドの、アトレチコサポーターに対する行為が発端に

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝アトレチコ・マドリードとの第2戦で見せたある行為がきっかけで、相手の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの怒りを買い、口論に発展。波紋が広がっている。試合はアトレチコが2-1で勝ったものの、2戦合計4-2でレアルが2年連続の決勝進出を決めた。史上初のCL連覇、そして通算12度目の欧州制覇に向けてイタリアの絶対王者ユベントスとの頂上決戦に挑むことが決まった。

 アトレチコの本拠地ビセンテ・カルデロンで行われた第2戦は、ゲーム序盤にホームチームの逆転勝利への機運が高まりを見せた。前半12分、右CKのチャンスでMFコケのクロスにMFサウール・ニゲスがヘディングで合わせてゴールネットを揺らす。幸先良く先制したアトレチコは勢いに乗り、4分後にはトーレスがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをFWアントワーヌ・グリーズマンが決めて2-0とした。

 2戦合計2-3と一気に差を詰めると、スタジアムは一気に盛り上がった。だが、前半42分にレアルが大きな1点を奪う。左サイドを巧みに突破したFWカリム・ベンゼマのラストパスからMFトニ・クロースがダイレクトでシュート。一度はアトレチコGKヤン・オブラクが防いだものの、こぼれ球をMFイスコが押し込み、貴重なアウェーゴールを奪った。

 

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