英日本人に監督が「ステップアップを求める」 エース退団、序盤低調に「錆びつきであると願う」

クリスタル・パレスの鎌田大地【写真:REX/アフロ】
クリスタル・パレスの鎌田大地【写真:REX/アフロ】

鎌田が負傷から復帰も低評価

 イングランド1部クリスタル・パレスのMF鎌田大地は負傷離脱から復帰し、現地時間8月28日のUEFAカンファレンスリーグ(UECL)プレーオフ第2戦、ノルウェーのフレドリクスタ戦(0-0)に先発出場した。パフォーマンスは振るわなかったが、現地メディアは「エゼが退団した今、監督は鎌田のような選手のステップアップを求めている」と期待の大きさを伝えていた。

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 ホームでの第1戦を1-0で勝利していたクリスタル・パレスは第2戦をスコアレスドローで終え、2試合合計スコア1-0でUECLの本戦出場を決めた。鎌田は3-4-2-1の左シャドーとして先発出場し、後半アディショナルタイム3分に途中交代となった。

 リバプールとのコミュニティー・シールドでの負傷し、そこから欠場が続いていたなかで4試合ぶり公式戦復帰となった鎌田。この試合は大きなインパクトを残せなかったが、英メディア「フットボール・インサイダー」は29歳のMFについてこう伝えていた。

「エゼが退団した今、(監督のオリバー・)グラスナーは鎌田のような選手にステップアップを求めている。オーストリア人指揮官はこれがシーズン序盤の錆びつきであると願っているだろう」

 昨季FAカップで初優勝を果たしたクリスタル・パレスだが、近年の躍進を支えてきたMFエベレチ・エゼがアーセナルへ移籍。ボランチ起用の多かった鎌田がエゼの務めていたシャドーに入ったことは、その期待の表れといえるだろう。負傷によって出遅れた鎌田だが、ここからギアを上げ、攻撃の中心として活躍することができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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