冨安獲得は「多くのチームにとって頼りになる」 リハビリ中も海外高評価「クラブの要求に合致」

冨安健洋の去就に注目【写真:MB Media/アフロ】
冨安健洋の去就に注目【写真:MB Media/アフロ】

冨安は現在フリーとなっている

 夏の移籍市場も最終盤を迎えているなか、今夏にイングランド1部アーセナルを退団したDF冨安健洋の去就は日本代表にとっても気になるトピックの一つだ。海外メディアでは「野心的なチャンスを待ち望んでいる」「多くのヨーロッパのクラブの要求に完璧に合致する」と26歳DFの動向が取り上げられている。

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 冨安は2021年にイタリア1部ボローニャからアーセナルへ移籍し、左右のサイドバックとセンターバックをこなせる柔軟なDFとしてすぐに主力選手として定着した。しかし、度重なる負傷もあり、イングランドでフル稼働できたシーズンはなく、昨季は公式戦の出場が1試合に終わった。そして、今夏にクラブと双方合意で契約を解除した。

 ワールドカップまで1年を切っているなかで、その去就は注目を集める。スペインメディア「ESTADIO DEPORTIVO」はボローニャとアーセナルでクオリティーの高さを示してきた冨安について「ヨーロッパの大会に出場するクラブで野心的なチャンスを待ち望んでいる。実現すれば、多くのチームにとって頼りになる補強となる」と伝えていた。まずはコンディションを整えることが最優先だが、その実力は欧州でも十分に評価されていることから需要は高そうだ。

 1対1の守備の強さや、監督からの要求に応える戦術的な柔軟性の高さは最高峰の舞台であるチャンピオンズリーグでも実証済み。最終ラインならポジション、システムを問わずどこでもプレーできるユーティリティーな部分の評価も高く、記事では「多くのヨーロッパのクラブの要求に完璧に合致する」と絶賛されている。

 契約におけるネックとして、推定520万ポンド(約10億円)とされる高額な年俸が指摘されているものの、イタリアメディアでは名門ACミランやインテルからの関心も報じられていた。高みを目指す“野心的”なクラブへの加入は実現するのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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