奇跡のリーグ優勝経験のレスターMF 開幕前の声に「連覇予想は浅はかだった」と自己分析

チーム牽引のMFオルブライトン 「我々は自分たちにハードルを課してしまった」

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは6日のワトフォード戦で3-0勝利を飾り、プレミアリーグ残留を決めた。昨季、奇跡のリーグ優勝を果たしたレスターだが、今季は一時降格危機に直面し、成績不振を理由にクラウディオ・ラニエリ前監督を解任。開幕前には2連覇を期待する声も上がったが、チームの主力は「連覇予想は浅はかだった」と自己分析している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 昨季は降格危機候補に挙げられながらも、リーグ優勝を果たした。開幕前にはブックメーカーが5001倍のオッズをつけるほどの超大穴で、スポーツ界最大のおとぎ話と呼ばれる躍進を見せた。

「上位7位のうち6チームを見れば、妥当なチームだ。我々は去年のプレーと達成から自分たちにハードルを課してしまった。誰もが王者には連覇を期待する。みんな去年優勝したから、もう一度優勝争いができると考えてしまう。だからこそ、我々は批判に対応しなければいけなかった」

 こう語ったのはMFマーク・オルブライトン。27歳の攻撃的MFは司令塔マフレズとともにレスターの攻撃陣を牽引してきた。昨季優勝メンバーだったが、奇跡の2連覇はそもそも念頭になかったという。

 

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