28歳日本人に英3クラブが関心 移籍前向きも“障害”を現地指摘「決して安価にはならない」

前田大然の去就に注目
スコットランド1部セルティックに所属する日本代表FW前田大然は、今夏の移籍市場での動向が注目されていた。プレミアリーグの移籍市場は9月1日に閉幕するが、まだ複数のクラブが前田の補強に動く可能性があるようだ。英メディア「TEAM Talk」が報じている。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
2024-25シーズンの前田はチームの得点源ともなり、公式戦51試合で33ゴール12アシストを記録してチームのリーグ4連覇、リーグカップ優勝に大きく貢献。その活躍が認められる形でリーグMVPや得点王などの個人賞も受賞している。
不調知らずのスピードや運動量といった武器を持つ前田は、欧州で安定して活躍できることを示してきた。今夏の移籍市場ではプレミアリーグの複数クラブからの関心が報じられてきたが、移籍市場も終盤にさしかかるなかで、今も3つのクラブが前田に強い関心を示しているという。
記事によれば「ノッティンガム・フォレスト、フルハム、ブレントフォードがセルティックのダイナミックなFWである前田大然の獲得に向けて動くかを考えている」と伝えている。
移籍はクラブだけの意思では決まらないが、「TEAM Talk」は「前田もプレミアリーグへの移籍にはとても前向きであり、自身のキャリアにおける自然な歩みだと思っている」と、昨季のUEFAチャンピオンズリーグでも4得点を挙げ、高いレベルで戦えることを示したストライカーの意向を伝えている。
ネックになるのは、セルティックが要求するであろう移籍金だという。「ノッティンガム・フォレスト、フルハム、ブレントフォードは、セルティックの得点源獲得を検討しているが、条件は決して安価にはならないだろう。セルティックは前田と2027年まで契約を残しており、ブレンダン・ロジャーズ監督の下で重要な役割を担っていることもあることから、2500万ポンド(約49億7000万円)の評価は堅く保っている」と、50億円近い移籍金が必要になるだろうと報じている。
移籍市場の残り日数が減ってきているなか、交渉は速やかに行われる必要があるが、前田の獲得を決めるクラブは現れるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















