28歳日本人の放出で「チームは崩壊する」 元英代表がクラブへ提言「売却は最もバカげた提案」

セルティックの前田大然【写真:ロイター】
セルティックの前田大然【写真:ロイター】

前田大然をクリス・サットン氏は評価

 日本代表FW前田大然はセルティックにとってかけがえのない存在となっている。クラブOBで、解説者の元イングランド代表FWクリス・サットン氏は「マエダの売却は最もバカげた提案」として、前田を今夏に放出すべきではないと主張した。

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 前田は昨季公式戦51試合で33得点12アシストを驚異的な活躍を見せ、タイトルの獲得の貢献。リーグMVPなど個人賞も総なめにした。冬に退団したFW古橋亨梧(現バーミンガム・シティ)に代わるエースとしてすっかり定着した。

 そんな前田にはイングランド・プレミアリーグなどへの移籍が噂されている。そうしたなか、サットン氏は現地紙「デイリー・レコード」のコラムで「セルティックがダイゼン・マエダを売却するというのは、最もバカげた提案かもしれない」と主張した。今のセルティックが27歳の日本代表FWを手放す選択肢はないと考えているようだ。

 同氏は、前田について「どれだけお金を積まれようとも、今すぐに前田を手放すことはできない」としている。そのうえで、「どれほどクレイジーなお金を積まれても、だ。正直にいえば、7500万ポンド(約150億円)でも足りない」とその重要性の大きさを金額で例えて強調した。

 セルティックでは加入当初は運動量とスピードを武器にサイドを主戦場としていた前田だが、古橋の退団後は中央のストライカーとしてもゴールを量産。ポジションにとらわれない活躍を見せてきた。サットン氏は「マエダの万能性は、彼1人で2人分を失うことを意味する」と語り、前線の選手層に不安があるなかで、前田を放出すれば「チームは完全に崩壊するだろう」と古巣へ警告していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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