遠藤航は「苦戦していた」 開幕戦で30分出場…右SB→アンカーでマルチ発揮も「遅れを取った」

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

約30分間プレー

 イングランド1部王者のリバプールは現地時間8月15日に今季開幕戦でボーンマスと対戦。新戦力FWウーゴ・エキティケやエースのFWモハメド・サラーのゴールなどで4-2と勝利を収めた。日本代表MF遠藤航は後半15分からピッチに立ち右サイドバック(SB)、そしてアンカーとポジションを変えながら計30分間プレー。投入後に2失点していることもあってか、現地メディアではやや厳し目の評価が並んだが、アシストも記録し、昨季と比べて長い時間を得た開幕戦となった。

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 リバプールは前半37分に今季目玉補強の一人として注目されるエキティケが先制ゴールを奪うと、後半4分にオランダ代表FWコーディ・ガクポが続き、リードを広げた。その後、一度は2-2と追いつかれたものの、後半43分に途中出場のFWフェデリコ・キエーザが勝ち越しゴールをゲット。アディショナルタイムには遠藤の前線への放り込みからサラーが持ち込んでダメ押しの4点目を奪った。

 遠藤は投入されてしばらくは交代したフリンポンが務めていた右SBとしてプレー。その後、DFジョー・ゴメスが右SBに投入されたタイミングでアンカーへとポジションを上げていた。投入後に2失点する結果となったが、複数のポジションをカバーするマルチを示し、4点目のアシストを記録した。

 英メディアは「Football Insider」ではチームワースト2位タイの「4点」がつけられ、「コナー・ブラッドリーの復帰が待ち遠しい」とコメントがつけられるなど厳し目の評価もされたが、英地元紙「リバプール・エコー」の選手採点は及第点と言える「6点」。「ライトバックでは快適そうには見えず、すぐにセントラルMFにスイッチ。4点目はアシストを要求できるだろう(公式記録でアシスト)」と評された。

 専門メディア「THIS IS ANFIELD」でも「5点」とやや低めの評価にはなったものの、「ライトバックとして登場し、10分後に中盤へ移った。ペースで遅れを取り、ボーンマスのカウンターに苦戦していた。リバプールが調子を取り戻した終盤には、いくつかいい介入もあり、サラーの4点目をアシストした」とやはり右SBから中盤に移ってからのプレーは好印象となっていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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