プレミア開幕戦は「遠藤を先発で使うべき」 守備の懸念をOB指摘…英報道「考え直さなければ」

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

リバプールOBが守備での懸念点を指摘

 イングランド1部王者のリバプールは現地時間8月15日に2025-26シーズンの開幕戦でボーンマスと対戦する。クラブOBのスティーブ・ニコル氏はコミュニティー・シールドで守備の不安を露呈していたことを踏まえたうえで、日本代表MF遠藤航の先発起用の可能性に言及した。

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 リバプールは現地時間10日、リーグ開幕に先駆けて行われたコミュニティー・シールドでFAカップ王者のクリスタル・パレスと対戦。2-2で迎えたPK戦に敗れていた。

 今オフのリバプールはFWディオゴ・ジョタの急逝というアクシデントに見舞われた一方で、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツを筆頭に積極補強を行った。そうしたなかで、コミュニティー・シールドではオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフが不在で、守備面では課題を残す内容となっていた。

 フラーフェンベルフは昨季のリーグ最終節での退場したため、開幕戦のボーンマス戦は出場停止。そうした状況もあり、中盤のアンカーには遠藤起用の待望論も浮上している。クラブOBのニコル氏はスポーツ専門テレビ「ESPN」のYouTubeチャンネルで「(アルネ・スロット監督は)遠藤を先発で使うことを考えるべきだ」と日本代表キャプテンの起用について言及していた。

「ターンオーバーをしたこともあり、(コミュニティー・シールドの)パレスのカウンターへの対応で彼らには多くの問題があった。誰も止められなかった。それが彼らの懸念点だ。注意しなければならないだろう。シーズンの最初にフラーフェンベルフがいないので、彼(スロット監督)は守備について考え直さなければならない。獲得した攻撃陣を総動員するのではなく、冷静になって守備について考える必要があるんだ」

 選手が入れ替わり、チームの構成がまだ固まりきっていないなかで、守備に安定感をもたらす遠藤への期待が高まっているようだ。昨季は試合終盤に守備を固めるクローザーとして奮闘した遠藤だが、今季開幕戦でスタメンでの出番を得ることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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