久保建英の「退団計画が再び動き出した」 イタリア名門が関心…交渉を海外報道「獲得に真剣」

ACミランが久保建英に興味「獲得に真剣」
今夏の移籍市場でスペイン1部レアル・ソシエダからのステップアップを目指していたとされる日本代表MF久保建英について、スペイン紙「El Nacional」が「久保の退団計画が再び動き出した」と報じ、移籍市場の終盤に移籍が実現する可能性を伝えている。
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記事では「久保建英は常にレアル・ソシエダで幸せであり、快適だと話していた。しかし、この数か月で状況は劇的に変わった。昨シーズン、彼はチームメイトのほぼ全員と同様に期待を大きく裏切るパフォーマンスで存在感を失った。それでも彼は依然としてチームの柱の一人と見られている」と久保の現状を報じ、「彼はより多くの責任を背負い、リーダーシップを発揮しなければいけない。イマノル・アルグアシル監督の下で100%の状態だった時と同じように、セルジオ・フランシスコ監督のシステムでも重要な存在だ」と、新シーズンもソシエダに留まれば中心選手になる見込みだと伝えた。
24歳になった久保は今夏、代理人事務所を変更。レアル・ソシエダを出る姿勢を見せていた。記事でも「日本代表選手とクラブの関係がますます疎遠になっていることだ。彼はヨキン・アペリバイ会長のマネジメント方針に不満であり、公に批判もして苛立ちを明らかにしている」と伝えられた。
さらに「久保はより競争力を高めるためにもクラブの戦力補強を求めており、実際にプレシーズンマッチの結果からもその必要性が見えている。UEFAチャンピオンズリーグ出場権を得るためのスター選手獲得という投資をしていないことも不満であり、もはや離別は決定的だという。クラブを離れるために久保は水面下で他クラブと接触して、確実に移籍を実現させるつもりのようだ」と、移籍の決意を固めているとしている。
これまで久保に関心を持ったクラブとして、ウェストハム、トッテナム、エバートン、ボーンマスの名前を挙げ、「彼らは4000万ユーロ(約70億円)を払う考えがあるものの契約解除条項の6000万ユーロ(約104億円)という金額がネックとなった」と移籍が決まらない理由を報じた。そうしたなか、新たにイタリア1部ACミランが関心を持ったという。
スペインで評価を高めてきた久保だが、記事内では「イタリアでも高く評価をされており、セリエAでプレーした本田圭佑、中田英寿、鈴木彩艶、長友佑都といった同胞の系譜に名を連ねることも可能だろう」とイタリアでの活躍に太鼓判を押した。
移籍の実現性については「ACミランはレアル・ソシエダに久保の現在の移籍金がいくらかを聞いている。サン・シーロを本拠地とするクラブは、久保の獲得に真剣であり、契約解除金を引き下げるためにアペリバイ会長に希望額を尋ねている」と交渉を開始させる準備をしているとした。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















