28歳日本人の英復帰頓挫か…問題発生で「大きな打撃」 現地報道「基準を満たさない」

ボーフム三好康児、ブラックバーン移籍へ労働許可証の問題が浮上している
ドイツ2部ボーフムの元日本代表MF三好康児はイングランド2部ブラックバーンへの移籍の噂が浮上している。しかし、労働許可証の問題が“障壁”となり、実現しない可能性が伝えられている。英メディア「ランカシャー・テレグラフ」は「三好康児の獲得に大きな打撃」と報じた。
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イングランドのバーミンガム・シティでプレー経験を持つ三好は昨夏にドイツ1部ボーフムへ移籍し、15試合で1得点を記録した。しかし、ボーフムは18チーム中の最下位でシーズンを終え、5季ぶりに2部へ降格となった。
三好は今季もボーフムで開幕を迎え、現地時間8月10日に行われた第2節のSVエルフェアスベルク戦(2-0)に途中出場していた。しかし、その後、ドイツ誌「キッカー」がクラブは三好の放出を検討しており、FW大橋祐紀が所属するイングランド2部ブラックバーンが関心を示していると報じていた。
そうしたなかで、英国メディアは三好がドイツ2部リーグの試合に出場したことで、イングランドでの労働許可証の「取得基準を満たさなくなった」と指摘している。イングランドで外国人選手が労働許可証を得るためには統括団体の推薦(GBE)を受ける必要があり、そのために代表やクラブチームでの出場割合、レベルなどに応じた6つの項目で15ポイントを集めなければならないが、三好は現状でその条件を満たせなくなっているという。
GBEを受けられなかった外国人選手についても「ESC」という特別枠が用意されているものの、ブラックバーンはすでにその枠が埋まっている状況。三好を獲得するためには対象の選手が新たにGBEを受けるか、あるいは放出するなどしてその枠を空けなければならないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















