在籍6年半…人気選手が同カテ移籍「消化しきれない問題も」 ファンは「信じたくない」

徳島は甲府から宮崎純真を完全移籍で獲得、今季は19試合に出場していた
J2リーグの徳島ヴォルティスは8月5日、ヴァンフォーレ甲府からFW宮崎純真が完全移籍で加入したことを発表した。宮崎は6日のトレーニングよりチームに合流しているという。
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今シーズン、宮崎は甲府で19試合に出場して1得点を記録していた。先発出場した試合も16試合あるが、直近の2試合はベンチ外となっていたなかで、完全移籍が発表されている。
東京都出身だが、山梨学院高校を卒業して山梨で長く過ごしてきた宮崎は、「僕はこのクラブで試合に出続け、大好きなサポーターとこのクラブのみんなと長年甲府を支えている臣さん(山本英臣)を初めとするベテランの選手達と一緒にJ1へ昇格する事を目標に日々の練習でウォーミングアップから全力で毎日取り組んできました。それを達成できなかった事は心残りでしかありませんが、天皇杯優勝やACL、色々な経験をこのクラブにさせてもらいました」とコメントした。
さらに「6年半在籍し、今シーズンの甲府もここからという時にチームを離れるという決断は簡単なものではありませんでした。僕自身、消化しきれない問題もあり、そのタイミングで新たな挑戦をする事に対して自信を持ち決心しました。チームもそれをやむを得ず同感してくれた事に感謝しています」と、同じカテゴリーのクラブへの移籍の背景について言及した。
そして「高校から合わせると10年間山梨に住み、僕は山梨という街が第二の故郷になりました。人が温かく山梨全体でヴァンフォーレ甲府を応援してくれているその雰囲気がとても大好きでした。山梨に来てからたくさんお世話してくれた人、仲良くなってくれた人、死ぬほど応援してくれた人、移籍の話を聞いて泣いてくれた人、僕はこの街からたくさんの愛情をもらっていたんだなと改めて実感しました。僕はサッカー選手として更に逞しく成長できるように徳島で頑張ります」と決意を新たにいている。
新天地となる徳島からは、「夏のこのタイミングでオファーをくださった徳島ヴォルティスのために、J1昇格の力になれるよう毎日全力を尽くしたいと思います。徳島ヴォルティスに関わるすべての皆さん、よろしくお願いします!」と、短くも強い決意を述べている。
ファン・サポーターはSNS上で、「彼なしではヴァンフォーレの天皇杯優勝はなかったし、本当に感謝」「他チームに移籍しても応援したい」「天皇杯、鹿島戦でのゴールは忘れない! 寂しいな」「どこ行っても応援するよがんばってね」「さみしくてたまらない」「要所で仕事をする大好きな選手でした。すこぶる悲しいですが、成長を願ってます」「まだ信じたくない気持ちがある。でも、徳島行っても純真らしく頑張ってね」「徳島でも自分らしく頑張ってください!」「いつも勇気と夢をありがとう!」など、甲府のファンからの感謝のコメントがあふれていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)













