フェイエが板倉滉の獲得オファーへ オランダで争奪戦が勃発…日本人CBコンビ誕生の可能性

金額面に差、アヤックスは予算難で交渉が停滞
オランダ1部フェイエノールトが日本代表DF板倉滉の獲得に動き出す構えを見せている。現地時間8月1日、アヤックスが既にオファーを提示したものの拒否された状況を受けて、争奪戦に参戦する意向を示した。米スポーツ専門テレビ「ESPN」のオランダ版が報じている。
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現在、ドイツ1部ボルシアMGに所属する板倉に対しては、アヤックスが「水曜日に板倉の獲得に向けてボルシアMGに打診」。クラブ間交渉に先立ち、「本人もアムステルダムへの移籍に前向きで、すでにアヤックスのマライン・ボイカー取締役とも話をしている」と伝えられている。
しかし、「現時点ではボルシアMGとアヤックスの間で金額面の隔たりが大きい」とされ、「アヤックスが提示した700万ユーロのオファーは明確に拒否された」と交渉は難航。さらに「アヤックスは他の選手の売却が進まない限り、これ以上の金額を提示する余裕がない」とも報じられている。
この隙を突いて交渉に乗り出そうとしているのが、同じくオランダ1部のフェイエノールトだ。「ロッテルダムのクラブは、近々板倉に正式オファーを出す予定」であり、「財政的にはアヤックス以上の提示が可能」との情報もある。クラブの事情が、補強を急がせている格好だ。
フェイエノールトでは、「ダーヴィド・ハンコの退団とトーマス・ベーレンの重傷により、センターバックの補強を急いでいる」。さらに、「最近では、日本代表DFの渡辺剛を獲得したばかり」とも記されており、もし板倉が加入すれば「同じ日本人DFコンビがデ・カイプで誕生する可能性もある」と注目が集まっている。
ヨーロッパ屈指の育成クラブであり、オランダ国内でも伝統ある2クラブが火花を散らす格好となった板倉の争奪戦。移籍市場の終盤に向け、今後の動向に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















