柏がスタッド・ランスに2-1勝利 凱旋の伊東純也は45分間出場で観客沸かす…2433日ぶり古巣ピッチで躍動

関根、伊東が途中出場
柏レイソルは7月30日、ジャパンツアーで来日しているフランスのスタッド・ランスと対戦し、2-1で勝利した。昨季まで所属したDF関根大輝と、2018年まで所属したFW伊東純也が後半開始から45分間出場。MF中村敬斗は帯同メンバー外となった。
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試合は試合立ち上がりからDF三丸拡がシュートを放つなど、柏がスタッド・ランスのゴールに迫りチャンスを作っていく。前半20分には右サイドでボールを受けたMF久保藤次郎の突破からMF小泉佳穂がシュート。こぼれ球をFW垣田裕暉が押し込んでゴールネットを揺らすも、オフサイドでノーゴールとなった。
押された展開のスタッド・ランスはカウンターから柏ゴールに迫る。28分には自陣左サイドでボールを受けたFWティディアン・ジャラスバがドリブルで独走し、シュート。枠を大きく外れたがスピードを生かした個の能力で柏ゴールに迫った。リカルド・ロドリゲス監督は前半の引水タイムに交代カードを切り、負傷で離脱していたDF杉岡大輝、MF原川力が実戦復帰を果たした。
そして後半開始から関根と伊東が出場。この日1番の拍手喝采がスタンドからピッチに送られた。伊東が三協フロンテア柏スタジアムのピッチに立つのは2018年12月1日に行われたリーグ最終節ガンバ大阪戦以来、2433日ぶりとなった。
後半6分には新加入のMF小西雄大が左サイドに鋭いロングパスを供給すると、ボールを受けたDFジエゴがゴール前にクロス。これをMF瀬川祐輔が合わせて柏がリードを2点に広げた。伊東も同9分、中央にポジションを取ったなかで、左サイドからのクロスを頭で合わせた。
一方のスタッド・ランスは後半27分、カウンターからFWレダ・カドラがゴール前にドリブルで持ち込み、DF犬飼智也のハンドを誘発。カドラがチップキックで冷静に決めて、スタッド・ランスが1点差に迫った。後半39分にはコーナーキックのこぼれ球に反応した伊東が左足ダイレクトシュートを放つなど、随所で躍動した。
チケット完売となったこの日の観客数は1万3645人。スタッド・ランスは試合には敗れたものの、伊東がボールを持つとスタンドから大きな歓声と拍手が送られ、多くのファン・サポーターが伊東のプレーに熱狂。関根との右サイドコンビが試合を盛り上げた。試合後のピッチでは伊東と瀬川がユニフォーム交換する一面も見られた。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















