日本文化を堪能「お箸を使っている選手が」 抜け出して焼肉も…初来日の指揮官も感銘

スタッド・ランスの関根大輝が明かす「けっこう日本が好きな選手は多いです」
フランス2部スタッド・ランスは7月27日、ジャパンツアー2025の初戦でJ2のモンテディオ山形と対戦した。試合こそ0-1で敗れてしまったが、選手は山形で開幕前の調整とともに日本文化も楽しんだようだ。先発出場した日本代表DF関根大輝は、「お箸を使っている選手とかもいます」とチームの様子を語った。
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2025年1月に柏レイソルからランスへ完全移籍した関根だが、約半年の挑戦を経て日本で成長を見せる機会が巡ってきた。「やっぱり日本でプレーできるのは嬉しいですし、代表とかで呼ばれて日本に帰ってくるときはワクワクして帰っているので、それと同じ気持ちで今回も帰ってこられました」と明かした。
「やっぱり日本は好きなので」と笑顔を見せる関根だが、今回はチームメイトと一緒に日本で過ごすという貴重な時間となった。チームは23日には来日して山形でトレーニングをしながら、日本文化も堪能。ランスの公式インスタグラムでは、柔道を体験する様子やボウリングなどを楽しむも姿も公開されている。
「特に教えたとかではないですけど、お箸を使っている選手とかもいます。けっこう日本が好きな選手は多いですし、やっぱりご飯が美味しいというのはみんな言っているので、みんな楽しんで過ごしているのではないかと思います」
インスタグラムでは、柔道でチームメイトを抑え込んでいるシーンも公開されていた関根。「たまたま抑え込んでいるところを撮ってもらったので。柔道は強くはないですけど、楽しんでいます」と笑顔を見せた。また、FW伊東純也も「バレないように抜け出して焼肉を食べたり」と思い思いに楽しんだようだ。
そんなチームの様子を見て、今シーズンから就任したカレル・ヘラールツ監督も「山形の地はアメージングだと感じています」と感銘。ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ時代の三笘薫を指導したこともあるベルギー人指揮官だが、今回が初来日。「ネガティブに伝えるようなことが何もない」と語った。
「街でも、もちろんスタジアムでも、温かい雰囲気で迎え入れていただいて、とてもいいコンディションで過ごせていると思っています。個人的にも初めての日本だったんですけど、今のところ非常にポジティブな体験をしています」
昨季の入れ替え戦に敗れ、リーグドゥに降格したランス。伊東や中村敬斗を含む主力選手に移籍の可能性があるなど、不安要素も抱えて新シーズンに突入した。しかし、山形ではトレーニング、プライベートともに充実した時間を過ごした模様。この後、7月30日に柏レイソル、8月2日にガンバ大阪と対戦する。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)



















