冨安獲得へ新たな英クラブ浮上 負傷中も高評価と現地報道「素早く、強く、素晴らしい」

ウェストハムが冨安獲得に興味
イングランド1部アーセナルと契約を解除した日本代表DF冨安健洋は、イングランドに残る可能性があるようだ。ウェストハム専門メディア「West Ham Zone」が報じている。
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冨安はイタリア1部ボローニャから2021年にアーセナルに加入した。加入直後は最終ラインのどのポジションでもプレーできる万能性や鉄壁の守備で主力の一人となっていたが、負傷が増え、昨季は公式戦1試合出場にとどまった。そして2026年6月30日までの契約を7月4日に解除した。
これを受け、グレアム・ポッター監督の率いるウェストハムはオファーを出す可能性が高まっているようだ。記事では、「チーム全体の層の厚さは、プレミアリーグでの新たなシーズンに向けて必須条件となるだろう。これは特にDFアーロン・クレスウェルがストークへ移籍した最終ラインについてあてはまる。チェアマンのデビッド・サリバン氏はフリーエージェントをチームに加えることで、金銭的に有利にしようとするかもしれない」と、移籍金のかからない冨安補強の正当性を伝えた。
かつてブレントフォードやレスターを率いたマーティン・アレン氏は、夏の移籍市場でウェストハムが冨安を補強する可能性が高まっていると指摘した。「彼は素早く、強く、素晴らしいプロ意識を持っている。彼の負傷の記録は問題になるかもしれない」と語ったが、昨季マンチェスター・ユナイテッドから加入したDFアーロン・ワン=ビサカが右サイドバックにいるため、違うポジションで器用になるとの可能性を指摘した。
「ただ、昨シーズン、ウェストハムの最高の選手の一人はワン=ビサカだった。そのため即座に右サイドバックに入る可能性は低いかもしれない。私は彼が左サイドバックとセンターバックをアーセナルで務めているのを見たが、本当に万能だ」と言い、「彼は経験があり、それがチームに足りないものだった。だからこそ考慮されるかもしれない」と、万能性と経験がチームにプラスになるとしている。
ここまで夏の補強がないウェストハムでは、ファンが来シーズンに向けてポッター監督へのバックアップがないことに、いら立ちを覚え始めているという。「冨安との契約は、サポーターを熱狂させるものにならないかもしれない。それでも、選手の入れ替わりが多く出入りが激しくなると思われたドアを回す一手になるかもしれない」と、今夏の最初の補強になる可能性を伝えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















