26歳日本人DFは「ビッグネーム」 負傷続きも…地元紙がブライトンに推薦「リスクとる価値ある」

去就が注目されている冨安健洋【写真:徳原隆元】
去就が注目されている冨安健洋【写真:徳原隆元】

ブライトンの地元紙が6選手をピックアップ

 負傷による長期離脱が続くDF冨安健洋はイングランド・プレミアリーグのアーセナルと双方合意の下、契約を解除した。日本が誇るこの26歳の万能DFについて、英地元メディア「The Argus」はブライトンがフリートランスファーで獲得できる“ビッグネーム”の一人として取り上げている。

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 ブライトンといえば、MFアレクシス・マック・アリスター(リバプール)やMFモイセス・カイセド(チェルシー)に代表されるように若い才能を育てて、ビッグクラブへ売る移籍のサイクルで成功を収めてきたクラブとして知られる。

 しかし、その一方で、MFジェームズ・ミルナーやFWダニー・ウェルベックのようにフリーで獲得したベテランもチームで活躍。今夏もすでにオランダ1部PSVと契約満了を迎えたフランス人DFオリヴィエ・ボスカリを獲得しており、これに続くフリー補強の動きにも注目される。

 地元紙「The Argus」は「アルビオン(ブライトン)が検討する可能性があるビッグネームのフリーエージェント」として6選手をピックアップ。イングランド代表DFカイル・ウォーカー=ピータース、元イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン、元ドイツ代表FWトーマス・ミュラー、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンといった錚々たる顔ぶれのなかに、冨安の名前が並んだ。

 冨安について「2021年にボローニャから移籍したこの日本代表はアーセナルファンのお気に入りになった。しかし、この多才なDFは怪我に苦しみ、先週契約を解除した」とこれまでのキャリアについて紹介。その上で、「彼の負傷歴は心配の種だが、この26歳は質の高い選手であり、リスクをとる価値はある」とピッチ上でのクオリティーは高く評価されている。不安要素はあれど、ブライトンが獲得するメリットは十分だと考えられているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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