右膝重傷のイブラヒモビッチ、アメリカで手術成功 「キャリアが終わる怪我ではない」

すでにリハビリもスタート 代理人は「完治するだろう」との声明発表

 マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチは、先月のUEFAヨーロッパリーグ(EL)アンデルレヒト戦で右膝の前十字靭帯を損傷し、2017年中の復帰が絶望視されている。35歳での引退危機も報じられていたカリスマだが、アメリカで手術に成功。現役続行の方針を明らかにしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 今季公式戦46試合28得点と衰え知らずのパフォーマンスを見せていたイブラヒモビッチは、アンデルレヒト戦で相手と競り合いバランスを崩したまま着地した際に、右膝の靭帯を痛めた。2017年中の復帰が絶望視される重傷となり、今季限りでユナイテッドとの契約が満了となるため、イングランドメディアでは現役引退の可能性も報じられていた。

 だが、イブラヒモビッチは渡米し、ピッツバーグ大のメディカルセンターで手術。アメリカでリハビリをスタートさせているという。

 イブラヒモビッチの代理人を務めるミノ・ライオラ氏は、「手術は成功した。完治するだろう。キャリアが終わる怪我ではない」との声明を発表。オランダ、イタリア、スペイン、フランスで国内リーグを制覇し、初上陸のプレミアリーグでも無双ぶりを見せていたストライカーは、35歳にして負った大怪我からの完全復活へ向けて動き始めている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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