負傷に悩まされた“690日”「悲しい結末」 欠場は100試合以上…英メディアが惜別「他にいない」

冨安健洋は2021年夏にアーセナルに加入した
イングランド1部アーセナルに所属していたDF冨安健洋は双方合意の下でクラブとの契約を解除し、退団となった。英地元紙「イブニング・スタンダード」は「悲しい結末」と相次ぐ負傷離脱に苦しんだ26歳との別れを伝えた。
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冨安は2021年夏にイタリア1部ボローニャからアーセナルへ移籍。1年目は右サイドバックのレギュラーとして活躍。その後は左サイドバックやセンターバックなど最終ラインを幅広くカバーする万能性を生かしてチームを支えた。
しかし、度重なる怪我で年間を通してフル稼働できたシーズンは1度もなく、特に今季はプレシーズンから離脱が続き、今年2月には右膝の手術を受けるなどして公式戦出場は1試合に終わっていた。契約は26年6月まで残っていたが、クラブと合意の下で契約を解除した。
「イブニング・スタンダード」紙は「冨安健洋はアーセナルの指揮官、ミケル・アルテタが非常に高く評価した選手だった」と冨安の退団をレポート。「彼のような選手は他にいない。彼はバックラインのどんなポジション、どんなフォーメーションでもプレーできる」と過去にアルテタ監督が冨安に対する送った賞賛コメントなどを伝えながら、これまでのキャリアを回想した。
「Transfermarkt」によれば冨安がアーセナル在籍していた4年間、負傷離脱していた日数は「690日」にも及び、クラブと代表を合わせて計100試合以上を欠場したという。アーセナルでの公式戦出場は84試合。ピッチに立てば常に質の高いパフォーマンスを見せていただけに、アルテタ監督も歯がゆい思いを抱いていたことだろう。
記事は「日本代表DFのこのような終わりを望んでいた人は誰もいない。多くのことを約束されていたはずの旅は悲しい結末を迎えた」と締めくくられていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















