2連覇中の王者・神戸が3位に浮上! ついに首位と勝ち点1差…広島との上位対決1-0で制す

神戸が3位に浮上した
神戸が3位に浮上した

未消化分の第5節で広島と対戦した

 ヴィッセル神戸は7月2日、未消化分のJ1リーグ第5節でサンフレッチェ広島と対戦し、1-0の勝利を飾った。両軍、勝てば3位に浮上する可能性を秘めた勝ち点1差の上位対決。後半21分にFWエリキが均衡を破り、今季6点目でチームを救った。序盤は中位以下に足踏みした神戸だったが、直近5試合で4勝1分け。3連覇を目指す王者が3位まで上がり、首位鹿島に勝ち点1差まで迫った。

 緊張感の走る一戦。上位対決は互いに決め手に欠ける。前半32分、FW宮代大聖の強烈シュートを日本代表GK大迫敬介が好反応でセーブすると、同47分のMF井手口陽介が放ったミドルシュートも大迫に止められた。

 チャンスは作るホームの神戸だったが、0-0で折り返した後半20分にはフリーの井手口がマイナスのパスを受けてシュートするもGKの正面。スコアレスドローの雰囲気が漂った中で、エリキが仕留めた。同21分、自陣からパスを繋いで、左サイドへ展開。宮代からのボールをゴール前のFW佐々木大樹が浮かせるとエリキが頭で押し込んだ。

 先制した神戸はこの1点を守り切って“ウノゼロ”勝利。直近5試合で負けなしと勝ち点を積み上げ、1位鹿島に勝ち点1差まで迫る同40の3位に浮上した。悲願の3連覇へーー。首位奪取まであとわずかだ。

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