アーセナルは「攻撃陣の強化に熱心」 候補多数…今夏の補強方針に現地注目「相応の投資が必要」

アーセナルがモハメド・クドゥスを筆頭に攻撃陣の強化を検討【写真:Getty Images】
アーセナルがモハメド・クドゥスを筆頭に攻撃陣の強化を検討【写真:Getty Images】

アーセナルはFWの獲得に注力か

 イングランド1部アーセナルが、今夏の移籍市場で攻撃陣の補強を本格化させている。英紙「デイリー・メール」は「アーセナルは攻撃陣の強化に熱心」であり、複数のターゲットにアプローチを進めていると伝えている。

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 直近の注目株は、イングランド1部ウェストハムに所属するガーナ代表FWモハメド・クドゥスだという。同メディアは「アーセナルは再びプレミアリーグのライバルクラブから主力選手の獲得を検討している」とし、「チェルシーやトッテナムも関心を示しており、争奪戦に直面する可能性がある」と指摘した。

 クドゥスは困難なシーズンを過ごしながらも、公式戦35試合で5得点4アシストを記録し、一定の存在感を示していた。プレミアリーグでのプレー経験に加え、多様なポジションをこなす能力も評価されている。ただし、「クドゥスには多額の契約解除金が設定されており、獲得には相応の投資が必要」といったハードルもある。

 同様に注目されているのが、ポルトガル1部スポルティングCPに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュだ。「プレミアリーグ移籍に前向きとされる一方、所属クラブが8400万ポンド(約170億円)の契約解除金以下での放出を拒んでいることが、交渉の障壁となっている」と報じられている。

 また、イングランド1部ニューカッスルの同FWアレクサンダー・イサクも、かねてからのターゲットとされてきたが、「どうやら残留の見通しとなっているようだ」としており、現段階での獲得は難しい情勢となっている。そのほかにも、ドイツ1部RBライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・セスコや、アストン・ヴィラのイングランド代表FWオリー・ワトキンスといった攻撃陣の補強候補が名を連ねている。

 一方で、「アーセナルはより身近な場所から強化を図る可能性も浮上している」として、同じロンドンを本拠地とするチェルシーのMFノニ・マドゥエケにも関心を抱いていると伝え、「チェルシーは元イプスウィッチのストライカー、リアム・デラップを3000万ポンド(約61億円)で獲得。ストラスブールからママドゥ・サール、スポルティングからダリオ・エスソゴを加え、(マドゥエケの)序列低下が予想される」と記されている。

 3年連続でリーグ戦2位と苦渋を飲まされたアーセナルは、悲願のプレミア優勝に向け、今夏の補強戦線でいかなる改革を施すのか目が離せない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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