名古屋からDF宮大樹が期限付き移籍で加入

　J2北海道コンサドーレ札幌は6月1日、J1名古屋グランパスからDF宮大樹が期限付き移籍で加入することを発表した。移籍期間は2025年6月1日から2026年1月31日で、期間中は名古屋と対戦する公式戦には出場できない。背番号は55に決まった。「J1昇格に向けて、ここから巻き返しましょう！！」とコメントを発表した。

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　29歳の宮は、186センチの長身を生かした空中戦の強さと左足の正確なフィードが武器のセンターバック（CB）。2018年にびわこ成蹊スポーツ大からヴィッセル神戸に正式に加入。2021年にアビスパ福岡へ完全移籍すると、定位置を獲得し、主力として活躍した。今季から名古屋グランパスに完全移籍したが、ここまでリーグ戦は5試合の出場にとどまり、出場機会は限られていた。

　今季岩政大樹監督が就任した札幌は、開幕から4連敗を喫するなどスタートダッシュに失敗。現在は12位まで順位を上げたが、リーグワースト3位タイとなる29失点を喫しており、守備の立て直しが急務だった。

　J1通算125試合出場と実績十分のCBの加入に、SNSの札幌ファンは歓喜。「ウチがよく取れたなレベルの選手」「コンサドーレの救世主になってくれ」「マジで頼みます」「いい補強したなぁ」「大型移籍の発表が！」と歓迎するコメントが並んだ。