最下位の横浜FMが連敗を7でストップ 12試合ぶり勝利…ホームで首位・鹿島を3発撃破

ホームで鹿島に勝利
長いトンネルからようやく抜け出す大きな一勝だ。横浜F・マリノスは5月25日、J1リーグ第18節で鹿島アントラーズとホームで対戦。FWヤン・マテウスの2ゴールなどで3-1の勝利を収めた。クラブワーストの7連敗を止め、3月16日のガンバ大阪戦(2-0)以来12試合ぶりの白星を挙げた。
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Jリーグ“オリジナル10”の中で降格経験のない両者は、一方が7連敗で最下位、もう一方が7連勝で首位と対照的な状況で直接対決を迎えた。
ホーム4連戦のラストに臨む横浜FMは前節のヴィッセル神戸戦(1-2)から先発メンバーを2人入れ替え。左ハムストリングの肉離れで離脱が発表されたFW宮市亮、終盤に途中交代となったDFサンディ・ウォルシュに代わり、FW遠野大弥とDFトーマス・デンが起用された。対する鹿島も前の試合から先発3人変更し、得点ランクトップのFWレオ・セアラが先発に復帰した。
横浜FMは試合開始早々の前半4分、GK飯倉大樹のフィードを起点とした速攻で攻め込むと、最後はクリアボールのこぼれ球を古巣対戦のDF永戸勝也が右足で蹴り込んで先制した。
4月16日のJ1第12節清水エスパルス戦(2-3)以来の先制ゴールで勢いを手にした横浜FMは同13分、ヤン・マテウスの左足で追加点をゲット。同27分にも再びマテウスがGKの位置を見極めた正確なコントロールショットをゴール左隅に沈め、リードをさらに広げた。
その後は鹿島にゴール前まで攻め込まれるシーンを何度も作られ、同36分にはレア・セアラに今季10得点目のゴールを許した。それでも、体を張った気迫の守備でそれ以上の得点は与えず、3-1で試合終了のホイッスル。浮上のきっかけを掴めず、最下位でもがいていたトリコロールが大きな大きな一勝を手にした。