異次元ビタ止め→股抜き…日本人が「魔法のようなソロ演奏」 欧州大会で衝撃ゴラッソ

バイエルン女子の谷川萌々子、7人制大会の準決勝PSG戦で衝撃的なゴール
なでしこジャパン(日本女子代表)のMF谷川萌々子は、所属するドイツ女子ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンの一員として、7人制大会「ワールドセブンズ・フットボール」で決勝戦でもゴールするなどチームを優勝に導く活躍。なかでも、準決勝のパリ・サンジェルマン(PSG、フランス)戦のゴールは鮮やかなトラップから生まれた。
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欧州各地から8チームが出場し、7人制で30分の試合を行う形式で3日間のトーナメントが行われた。谷川が所属のバイエルンはマンチェスター・シティー(イングランド)とグループリーグで同組になり、MF藤野あおばとMF大山愛笑との日本勢対決も実現。そのゲームでは藤野が1ゴールするもバイエルンが3-1で勝利していた。
そして準決勝でPSGと対戦したバイエルンは2-0で迎えた21分、ゴール正面付近の谷川にパスが入ると自身の右側に逸れて高さのあるボールを、右足を高く上げてアウトサイドで“ビタ止め”のトラップ。寄せてくる相手を股抜きでかわすと左足で鮮やかなシュートを決めた。
大会公式サイトでは「魔法のようなソロ演奏を披露し、ディフェンダーをなぎ倒してカーブをかけゴール上のスミに決めた」と評されていた。
このゲームを5-0で制したバイエルンは決勝ではマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に2-1の逆転勝利で優勝を果たした。0-1からの同点ゴールを決めた谷川は「鋭いフィニッシュで同点ゴールを決めた」とされ、バイエルンを全勝優勝に導く活躍を見せた。なでしこジャパンの活動に合流して現地時間5月30日と6月2日に行われるブラジル女子代表との国際親善試合に臨む。
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