今季33発日本人に「正式オファーを準備」 英古豪が“獲得本腰”と現地報道「最終段階に入っている」

セルティックの前田大然【写真:ロイター】
セルティックの前田大然【写真:ロイター】

前田大然にウェストハムが注目

 イングランド1部ウェストハムが今夏の移籍市場に向けて、セルティックに所属する日本代表FW前田大然の獲得に本腰を入れている様相だ。現地メディア「Hammers.News」が「正式なオファーを準備している模様だ」と報じている。

 ウェストハムは今季の成績不振を受け、グレアム・ポッター監督の2シーズン目に向けて、大幅なチーム刷新が予想されている。記事では「ウェストハムは今夏最初の補強として、セルティックのスター選手との契約に迫っている」とし、移籍市場の正式オープンを前にすでに水面下で動いていると言及されている。

 今夏の補強方針として、中盤と前線の強化を最優先に掲げると伝えられているが、なかでも注目されているのが、前田の獲得だ。「2500万ポンド(約48億円)の価値が付けられている快足FWは、そのスピード、柔軟なポジション適応力、そしてゴールへの鋭い嗅覚で、ポッターとマコーレイの心を掴んでいる」と紹介されている。

 前田のプレミアリーグ挑戦への希望も働き、ウェストハムはすでに「正式なオファーを準備している模様」と綴り、「今季は33得点・10アシストという圧巻の成績を残した前田を高値で現金化するかもしれない」と、セルティック側も移籍を容認する可能性を指摘している。

 セルティックに対しては、前田の他にも、中盤だけでなくサイドバックやウイングでもプレーできるMFアーネ・エンゲルスや、19歳の新星FWダニエル・カミングスにも関心を寄せているとのことで、カミングスに関してはホーム最終戦のプレミアリーグ第37節ノッティンガム・フォレスト戦(1-2)を現地観戦する姿を目撃されていることもあり、「すでに契約が最終段階に入っていることを強く示唆している」と見解を述べていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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