英クラブが27歳日本人をリストアップ プレミア勢が関心…現地報道「間違いなく候補の一人」

セルティックでゴールを量産する前田大然【写真:IMAGO / Action Plus】
セルティックでゴールを量産する前田大然【写真:IMAGO / Action Plus】

リーズが前田大然をリストアップ

 スコットランド1部セルティックに所属する日本代表FW前田大然は、今夏の移籍市場で最も注目を集めている日本人選手の一人だ。プレミアリーグのクラブへの移籍が報じられてきたが、来季のプレミアリーグ昇格を決めているリーズ・ユナイテッドの専門メディア「Leeds Live」は、リーズが補強のターゲットとして前田をリストアップしていると伝えている。

 今シーズン、セルティックの中心選手として大活躍を見せた前田は、PFA年間最優秀選手賞を受賞するなど、その評価を高めている。すでにクラブの国内2冠に大きく貢献した前田は、プレミア昇格組のリーズの補強戦略にフィットしているようだ。

「Leeds Live」は、「今夏の移籍市場でリーズの最優先事項は、前線の強化だ。プレミアリーグの強豪と渡り合うためには、攻撃陣のクオリティ向上が不可欠」とリーズの補強ポイントをあげ、「セルティックの前田大然は、来季に向けた準備のなかで注目されている選手の一人だ。アーセナル、リバプール、チェルシー、トッテナムといったトップクラブも、この日本代表を支持している。前田はサイドでも、中央でもプレーすることができる」と、昇格組のリーズだけではなく、前田は優勝争いをするようなビッグクラブからも関心を集めていると伝えた。

 今季33得点11アシストの前田の移籍金は2500万ポンド(約48億円)になるとみられており、ダニエル・ファルケ監督はチームを補強するための十分な移籍金が与えられるという。英「スカイ」の解説者であるリー・ヘンドリー氏は「前田は経験があり、得点も重ねている。スコットランドから来て競争力の高いリーズへの移籍はギャンブルのようにも思われる。それでもセルティックで彼が残した数字を見れば、悪い補強ではないだろう。だが、難しい判断にはなる。リーズは多くの移籍可能で予算に見合うストライカーへの関心が伝えられるだろうが、間違いなく候補の一人になるだろう」と、プレミアリーグへの適応に疑問が残ると語っている。

 今季はドイツ2部デュッセルドルフから加入した日本代表MF田中碧が、リーズでは大ヒットとなったが、イングランドの古豪が2年連続で日本人選手の補強に動くこととなるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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