28歳日本人が欧州クラブ退団か 監督も示唆…来季“想定”を現地報道「すでに計画を立てている」

ボルシアMGの板倉滉【写真:Getty Images】
ボルシアMGの板倉滉【写真:Getty Images】

ボルシアMG板倉滉が退団か

 ドイツ1部ボルシアMGは、すでに今季終了後に日本代表DF板倉滉が退団することを想定しているという。ドイツ紙「ビルト」は「すでに板倉抜きの計画を立てている」と報じた。

 2022年夏にマンチェスター・シティから移籍金500万ユーロ(約8億円)で加入したとされる板倉は、今季リーグ戦30試合に出場するなど絶対的な主力の地位を確立しているが、来季終了時に満了する契約を延長しない意向だとこれまでにも報じられてきた。

 ボルシアMGはフランス代表FWマルクス・テュラムら主力を契約満了後にフリー移籍で失った過去があるだけに、その歴史を繰り返したくない意向があるという。

 ジェラルド・セオアネ監督は「ここ3、4年の活躍により、他クラブの関心を集めていることは承知している。もし彼がトップクラブに移籍し、パフォーマンスを向上させることができれば、私たちはそれを心から喜ぶ。もちろん彼が不在になることは寂しい。しかし、トップ選手の交代が必要になる時が来るのは、私たちの成長過程だ。私たちはそのための準備を進めている」と話し、板倉の退団を想定しているという。

 一方で、最終戦では退団セレモニーなどは行われない予定だとされ、「この日本人選手を取り巻くポーカーゲームはまだ始まったばかりだ」と、契約が残るために発生する移籍金の交渉などを含めた去就決着には時間を要するという見込みを報じている。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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