ホームで柏と対戦

　J1リーグ第14節の横浜F・マリノス対柏レイソルが5月14日に行われた。アウェイの柏がMF小泉佳穂とFW木下康介のゴールで2-0の勝利を収め、リーグ戦4連勝を飾った。敗れた横浜FMは泥沼の5連敗となった。

　3連勝で2位の柏と、4連敗で最下位から抜け出せずにいる横浜FMという対照的な両者の対戦。立ち上がりから柏がボールを持ってリズムよく攻撃を仕掛けるの対し、横浜FMは相手の積極的なプレッシングをはがせず攻めあぐねる展開に。

　前半をスコアレスで折り返し、迎えた後半11分に均衡が破れる。柏は左サイドのMFジエゴのクロスをFW垣田裕暉が落とし、走り込んだMF小泉が右足で蹴り込んだ。

　横浜FMは失点直後に3枚替えを行うなど選手交代で攻撃の活性化を図る。後半34分には途中出場のMF遠野大弥のヘディングシュートが枠を捉えたが、GK小島亨介がファインセーブ。ここまでリーグ最少失点（10）を誇る柏の堅守をこじ開けるには至らなかった。

　すると後半アディショナルタイムに入ったところで柏がFW木下康介のゴールで追加点をゲット。そのまま2-0で終了のホイッスルを迎えた。勝った柏は10試合勝利から遠ざかっていた日産スタジアムで久しぶりの白星。4連勝で勝ち点を「33」とし、首位鹿島に1差と肉薄した。一方、敗れた横浜FMはこれで5連敗となり9戦未勝利。未だ浮上のきっかけをつかめないでいる。