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”バルサショック”のレアルに今季最大のピンチ ラスト1カ月の壁…ジダン監督の手綱捌きが鍵
スペイン紙はレアルの厳しい日程を指摘、ここから1か月間は週2試合ペース
現地時間23日に行われた「エル・クラシコ」は、バルセロナがエースFWリオネル・メッシの終了間際の劇的な決勝弾で3-2の打ち合いを制し、首位に浮上した。同勝ち点で並び得失点差で2位のレアルは自力優勝の可能性が残る状況だが、スペイン紙「マルカ」は、レアルの終盤戦は非常に厳しい日程だと指摘している。
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一度は逆転を許したレアルだが、途中出場のMFハメス・ロドリゲスが同点弾を決めてそのまま引き分けに持ち込むかに思われた。ところが主将のDFセルヒオ・ラモスの退場による数的不利を耐えきれず、アディショナルタイムにメッシの軍門に下った。この敗戦で首位を宿敵に明け渡す形になったものの、勝ち点は同じ75で並び、1つ消化試合が少ない。そのため自らの手で優勝を手繰り寄せることは可能だが、ラスト1カ月は文字通りハードな日程が壁として立ちはだかる。
まず、クラシコでの“バルサショック”から中2日の26日に行われる第34節ではデポルティボ・ラコルーニャとのアウェーマッチを皮切りに、29日にはバレンシア戦、5月6日にグラナダ戦に臨む。それに加えて5月2日と10日には同都市のライバル、アトレチコ・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝が控え、14日の第37節では今季ホルヘ・サンパオリ監督の下で躍進し、上位争いを繰り広げるセビージャとの一戦に臨む。
そして1試合未消化分もやっかいだ。同紙によると、天候不順によって延期された第21節敵地のセルタ戦は、21日の最終節マラガ戦前の17日に組まれると見られている。ここから1カ月間は計8試合、週2回の試合を強いられることが決定的となっている。