今季初先発なのに…遠藤航に現地高評価「完成度の高いプレー」 約200億円MFを「苦しめた」

チェルシー戦にスタメン出場した遠藤航【写真:ロイター】
チェルシー戦にスタメン出場した遠藤航【写真:ロイター】

5季ぶりのリーグ制覇を決めたリバプール、遠藤航が今季リーグ戦で初先発

 イングランド1部リバプールは現地時間5月4日にプレミアリーグ第35節でチェルシーと対戦。1-3で敗れる結果となったが、今季リーグ戦初先発の日本代表MF遠藤航は「完成度の高いプレーを見せた」などと現地メディアから高評価を受けていた。

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 リバプールは前節に5季ぶりのリーグ制覇を決め、新王者としてチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジに乗り込んだ。スターティングイレブンを一部入れ替えたなかで、遠藤は今季リーグ戦18試合目の出場で初めての先発の機会を得た。後半24分までピッチに立ち、中盤で精力的な仕事をこなした。

 リバプールは1-3で今季3敗目を喫したが、メディアは遠藤のパフォーマンスに好印象を受けていたようだ。英紙「デイリー・メール」はキャプテンのDFフィルジル・ファン・ダイクと並ぶチームトップの7点を遠藤につけ、「カルトヒーローが今季初先発。出番の少なかった選手のなかではおそらく最も完成度の高いプレーを見せた。力強く、必要とされたチャレンジがいくつかあった」と寸評がつけられた。

 リバプール専門メディア「This is Anfield」ではチーム3位タイとなる及第点の6点。「空いたスペースへ針の穴を通すようなパスを送る選手にはなれないかもしれない。だが、遠藤は自分のすべきことを理解し、それをやり通した。エンソ・フェルナンデスを苦しめ、ロメオ・ラヴィアのパスアングルを封じ、カイセドと真っ向からぶつかりあった」と自身の強みを発揮して、チェルシーの強力なミッドフィールダーたちと渡り合ったと評価されていた。

 今季は試合終盤の限られた出番で着実にアピールを続けていた遠藤。優勝が決まった後とはいえ、先発起用でもしっかりと求められた仕事を果たしていたようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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