ユールゴーデンDF小杉啓太にアタランタが関心か

　スウェーデン1部ユールゴーデンでプレーするU-20日本代表DF小杉啓太に、イタリア1部アタランタが獲得へ向けスカウトを派遣したという。スウェーデンの「Sportbladet」が報じた。

　小杉は湘南ベルマーレの下部組織出身で、昨年3月にスウェーデンへ移籍している。現地時間4月17日にラピド・ウィーン（オーストリア）と対戦したUEFAカンファレンスリーグ（ECL）準々決勝の第2戦では右足ダイレクトでのミドルシュートを決め、チームの4強入りへ貢献していた。

　注目株になりつつある小杉について、レポートでは「アタランタが小杉に対してスカウトを送った」として、獲得候補としての直接視察に乗り出していることを報じた。ミラノ近郊のベルガモを本拠地とするセリエAとセリエBを行き来する「エレベータークラブ」だったアタランタだが、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が就任した約10年前からはセリエAの上位進出も珍しくなくなり、コンスタントにUEFAチャンピオンズリーグ（CL）やUEFAヨーロッパリーグ（EL）への出場を続けている。

　アタランタへの移籍となれば、小杉にとって間違いなく大きなステップアップになる。スカウト派遣から広がる5大リーグ行きのチャンスを掴み取れるか注目される。