ペップが“疑惑の判定”でレアルに屈した古巣バイエルンに同情 「11対11のまま戦っていれば…」

物議醸す主審の判定 CL準々決勝の結果を「アンラッキーだと感じているだろう」

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でレアル・マドリードに敗れた古巣バイエルン・ミュンヘンは「アンラッキー」だったと語っている。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 バイエルンは現地時間19日のCL準々決勝第2戦で、延長戦の末に2-4で敗れた。しかし、この試合ではチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルへの2枚目の警告に対する厳しすぎる裁定や、レアルFWクリスティアーノ・ロナウドが決めた2得点でいずれもオフサイドが見逃されたことなど、ヴィクトル・カッサイ主審の判定が議論を呼んでいた。

 これには昨季まで3シーズン、バイエルンを指揮したグアルディオラ監督も同情している。

「私は、もし11対11のまま戦っていればバイエルンがより良い結果を得たと感じている。(レアル本拠地のサンチャゴ・)ベルナベウでレアルと対戦するのが、どれだけ難しいのか知っている。彼らは全員アンラッキーだったと感じているだろうね」

 試合後にはバイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督が、カッサイ主審を酷評。選手が試合後に審判団の控室に押しかける騒動もあったとして、物議を醸している。4シーズンぶりの欧州王者奪還を目指したバイエルンだったが、その幕引きはどこか後味の悪いものとなった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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