「捕まえにくい」 24歳逸材に元J選手注目…185cm大型ボランチを大絶賛「強化部と見ていていいな、と」【見解】

【専門家の目|丸橋祐介】柏の2年目の大型ボランチに注目
今季のJ1リーグは混戦を来している。そのなかで「FOOTBALL ZONE」で解説を務め、セレッソ大阪などで活躍した元JリーガーのDF丸橋祐介氏が注目選手をピックアップ。柏レイソルのMF熊坂光希を絶賛した。
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「(C大阪の)強化部と一緒に試合を見ていて『いいな』と思いましたね。運動量もあるし、あの位置(ボックス付近)までボランチが出ていける。なんでもいける万能型。意外と潰せるし、足元(の技術)もある。注目したい選手ですね」
丸橋氏が称賛するのは柏の新星・24歳の熊坂だ。ボランチで今季は主力として出場を続けているプロ2年目。身長185センチの大型で「現代っぽいボランチですよね」と頷く。
「スペースに飛び出してきて、そういうプレーはディフェンスとして捕まえにくい。印象に残りましたね」
今夏7月に行われるE-1選手権では通常、国内組が中心で編成される。熊坂のように将来、日本代表入りが期待される若手がメンバー入りするかは大きなポイントになる。柏アカデミー出身でFW細谷真大と同期。大器の未来に、元Jリーガーも注目していた。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

丸橋祐介
丸橋祐介(まるはし・ゆうすけ)/1990年9月2日生まれ、大阪府大阪市出身。セレッソ大阪の下部組織から2009年にトップ昇格。翌年から出番を掴み、左サイドバックの主力として定着。2023年にタイ1部BGパトゥム・ユナイテッドFCに期限付き移籍し、14試合に出場。24年はサガン鳥栖でプレーし、現役を引退した。J1通算332試合、J2通算79試合に出場し、計425試合で19ゴールを挙げた。引退後は古巣のC大阪アンバサダーを務める。