バルサの完敗を認めたピケ 「ユベントスは偉大な試合をした」と勝者称える

2戦合計で無得点に封じられ、欧州王座奪還の夢潰える

 スペインの強豪バルセロナは現地時間19日のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で、ホームにユベントスを迎えたがスコアレスドローに終わり、2戦合計0-3で敗退が決まった。試合後に先発フル出場のスペイン代表DFジェラール・ピケがコメントを残し、「ユベントスは偉大な試合をした」「勝ち抜けに値する」とベスト4進出を決めた相手を称えたと、イタリア・ユベントス専門のニュースサイト「トゥットユーベ・コム」が報じている。

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 ピケはセンターバックの一角として出場したが、マイボール時には積極的な攻撃参加も見せた。ユベントスのFWパウロ・ディバラとFWゴンサロ・イグアインのアルゼンチン代表コンビに、カウンターで脅威を与えられる場面もあったが、無失点で前線の得点を待った。しかし、初戦に敵地で喫した0-3の完敗をリカバリーすることはできず、そのままスコアレスドローで敗退が決まった。

「ユベントスは偉大な試合をしたし、勝ち抜けるに値するチームだった。試合の最初のうちにゴールチャンスはあったが、そこで決められなかった。この敗退は厳しいものだ。カンプ・ノウで負けてピッチを去ることは滅多にないが、誇りに思うべきだろう。日曜日のクラシコに勝利できるようにやっていきたい」

 SNS上では数々の舌禍事件を引き起こしてきたピケだったが、2戦トータルして見れば完敗という結果を受け入れていた。バルセロナはこれで敗退となり、残すタイトルは国内のリーグ戦とスペイン国王杯のみになった。

 現地時間23日には、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンを下してCL4強入りを果たした因縁のライバル、レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”がある。ピケは痛みを伴う敗戦から立ち直るべく、気持ちを切り替えようとしているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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