レスター初CLベスト8で終焉…岡崎先発も不発 アトレチコ戦1-1ドローも2戦合計1-2で敗退

システム変更の采配がズバリ的中も…

 セットプレーとロングボールからの攻撃に活路を見出すレスターは後半開始と同時に岡崎を下げて、高さが武器のFWウジョアを投入。ベナルアンに代えてサイドバックのDFチルウェルもピッチに送り出し、より攻撃的な3-4-2-1システムにシフトした。

 シェークスピア監督のこの采配はズバリ的中。後半16分、攻撃面で存在感を発揮し始めていたチルウェルのシュートのこぼれ球をヴァーディが右足で蹴り込んで反撃の一点を奪った。

 後半はレスターが圧倒的に攻めこんだものの、公式戦ここ5試合での失点がマドリード・ダービーでの1点のみというアトレチコの堅守をそれ以上崩すことはできなかった。セットプレーでもキーマンとなるモーガンが負傷交代するアクシデントも発生し、万事休すとなった。

 2試合合計スコア2-1。接戦の末に昨季準優勝の強豪が新参者を退けて2季連続の4強入りを決めた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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