久保建英、ユニ脱ぎパフォは「感情が爆発した」 1G1Aで大暴れ…警告「気にしていたらやっていられない」

久保建英は1ゴール1アシストの大活躍
次なる主役だ――。日本代表MF久保建英が3月20日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選バーレーン戦で1ゴール1アシストと圧倒的なプレーを見せつけ、プレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いた。8大会連続の本大会出場権を得て、世界最速、史上最速で切符を獲得。ゴール後にはユニフォームを脱ぎ捨てる“パフォーマンス”。「感情が爆発した」シーンだったと振り返った。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
5万8000人以上を埋めつくした本拠地が一瞬静寂に包まれた。ネットを揺らした瞬間、歓喜に変わる。1点リードの後半42分、ショートコーナーから受けた久保は個人技で突破して角度のない位置から、ニアサイドから打ちぬいた。ゴール右に刺さったシュートを見届け、思わずユニフォームを脱いだ。
「何にしようか迷っていて結果、何だかよくわからなくなっちゃった。先走っちゃった感じはある。決める予定なんてあったらゴールセレブレーションくらい用意していたけど、感情が爆発したという感じ。(カードは)気にしていたらサッカーはやっていられないのでね(笑)」
先制点も生み出した。前半からしっかり日本対策をとってきた相手に苦戦。だが、MF鎌田大地が投入されリズムが傾いた。後半21分、DF伊藤洋輝の縦パスからFW上田綺世がターンしてキープ。久保につながると、鎌田へ完璧なラストパスでアシストをマークした。
「何よりもみんなを安心させたい思いでプレーしていたので、前半は負けても良い試合のはずなのに負けちゃいけないみたいなところがプレーしている身からするとあって、ロングボールの精度とか、気持ちは入っていたけど、空回りではないけど硬さが見えていた。僕自身は動きが良かったので何とか結果を出してチームを落ち着かせたい、楽にしたいと思っていたので、アシストのところはゴールよりうれしかったかもしれない。
鎌田選手が走ってきた時に出すことは決めていたけど、より鎌田選手に優しいパスを出そうという時に、自分が縦に行く振りをすることで相手は僕が行くと思ってうしろ重心になるとパスに届かないと思うので、あとは決めてくれという感じだった」
久保にとって2度目のW杯がやってくる。前回のW杯では体調不良で決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦を欠場した。
「W杯の時は個人的に悔しい思いをしたけど、長友選手や今はいないけど川島選手が寄り添ってくれて、僕の気持ちもわかりつつチームを応援する気持ちを忘れず、助けてくれた2人ですごく感謝している。人によっては試合に出ていないし、長友選手が何でいるのかと思うかもしれないけど、それは外にいるから言えること。それこそ川島選手が選ばれたとしても、選ばれた理由は僕らが一番わかっている。2人に関してはすごく感謝している」
2人のおかげで精神的にも成長でき、フォア・ザ・チームに徹した。攻守に奔走し、「日本のため」に戦った。その結果が1ゴール1アシスト。世界の舞台でも必ず見せてくれるはずだ。












