サッカー界を震撼させる悲劇再び… パナマ代表MFが自宅近くで銃撃され死亡
W杯予選にも出場していた33歳のエンリケスが殺害される
パナマ代表MFアミリカール・エンリケスが銃殺される悲劇に見舞われた。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
33歳のエンリケスは、パナマの強豪アラベ・ウニドでプレーしていた。先月のロシア・ワールドカップ北中米カリブ海予選のアメリカ戦(1-1)にも後半から出場するなど、ベテランとして存在感を示していたが、コロン地方の自宅を現地時間15日に出発後、銃撃された。近くの病院に搬送されたが、死亡が確認されたという。
エンリケスの他にも、今回の銃撃事件によって2人が負傷したという。この事態にパナマのフアン・カルロス・バレラ大統領は、自らのツイッターで残忍な犯行を批判。コロンの警察当局に、犯人の割り出しを急ぐように厳命している。
サッカー界では11日に開催予定だったUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦のモナコ戦直前に、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントのチームバスが爆破される事件が起き、スペイン代表DFマルク・バルトラが骨折する被害が出たばかり。流血の惨事が続いている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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