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ペップ監督、ドルト爆破事件で負傷の教え子にエール 世界情勢改善を大国に要求「解決してほしい」
緊迫するシリア情勢にも言及 「アメリカ大統領、ロシア大統領、そして…」
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのチームバスが爆発物に巻き込まれる事件は、欧州サッカーにも大きく影を落としている。マンチェスター・シティを率いるペップ・グアルディオラ監督は負傷したかつての教え子の容態を心配しつつ、緊迫するシリア情勢についても触れたとスペイン紙「マルカ」が伝えた。
ドルトムントは現地時間11日に行われる予定だったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝モナコ戦に向けた移動中、爆発物によってチームバスの窓ガラスが破壊された。DFマルク・バルトラが負傷し、事件翌日に行われたCLモナコとの第1戦では香川の1ゴール1アシストこそあったものの、本拠地で2-3と敗れた。
この事件について各国のサッカー選手が憂いのコメントを発信しているが、サウサンプトンとの試合を控えた会見で、ペップ監督は現在の世界情勢について「今、世界で起こっていることは、少々恐ろしいことだと感じている」と、もう一歩踏み込んだ発言をした。
「そしてどんどん信じられないことがね……シリアで起こっていることもだ……。私としてはアメリカ大統領、ロシア大統領、そして中国の主席が手を取り合って、この問題を解決してほしい。我々はそれがいつ終わるともしれないだけにだ」
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