仏王者PSG、スペインの若き才能を青田買いか レアルからレンタル移籍中のMFに巨額オファーも

アラベス所属のMFジョレンテ獲得にビッグネーム級の移籍金を用意

 フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)が、スペインの若き才能に目をつけて巨額オファーを出すとスペイン紙「AS」が報じている。

 PSGが目を付けたのは、スペイン1部アラベスでプレーしているMFマルコス・ジョレンテだという。昨季にレアル・マドリードのBチームから昇格した若手MFだが、今季はアラベスにレンタル移籍。リーグ26試合にフル出場し、スペイン国王杯で決勝進出と躍進しているチームの中心的存在となった。

 そのジョレンテに目を付けたPSGは、保有権を持つレアルに対して6000万ユーロ(約72億円)のオファーを出す用意があるという。1月末に22歳の誕生日を迎えたばかりで、レアルのトップチームではほぼ実績のない才能に対し、ビッグネーム級の移籍金を用意して青田刈りを狙っている。

 PSGからは、イタリア代表MFマルコ・ヴェラッティが次の移籍市場で流出する可能性がしきりに報じられている。そうした事態に備えて、後釜として若き才能に目をつけている模様だ。

 オイルマネーで潤うPSGはこれまでにも高額移籍金での取引を成立させて移籍市場の話題をさらってきたが、若き才能への巨額オファーはレアルの首を縦に振らせることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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