「放出候補11人」には名を連ねていたが…

　先日はスペインサッカー専門メディア「fichajes.com」で、長友も「今夏インテルを去る11人」に名を連ねたと報じられたが、売却最優先の存在に入ることは免れた模様だ。今季から3年間の契約延長を勝ち取っているため、夏の移籍市場の時点で契約の残り期間は2年間になる。長友を獲得しようとするクラブは、それなりの移籍金を用意する必要がある。

　今や「緊急事態がなければ永遠のパンキナーロ（ベンチ要員）」とまで酷評されてしまっている長友だが、来季の去就は不透明だ。しかし、売却の優先順位が高くないということになれば、仮に移籍をする決断をしたとしても、早期決着は考えにくく、来季の開幕直前までその身辺は騒がしくなりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images