香川活躍の陰に見えたドルトムント攻撃陣の課題 先制FK弾は今季27戦目で初のPA外ゴール

ブンデス2位の得点数も、HSV戦のカストロの一撃がエリア外からの今季初得点に

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは現地時間4日に本拠地でハンブルガーSVと対戦し、3-0で圧勝した。この試合でチーム総得点を58に伸ばしたが、前半13分にMFゴンサロ・カストロが決めた直接FK弾は、今季のブンデスリーガ27試合目にして、初めてペナルティーエリア外から生まれたゴールになったという。

 ドルトムントは前半13分、ゴールまで約20メートルの正面左寄りの位置で直接FKを獲得。キッカーを務めたカストロがファーサイドへシュートを突き刺して先制した。このゴールが決まると、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」のリサーチャーとして、サッカーのデータ分析などを行うポール・カー氏は、自身のツイッターで以下のように投稿した。

「ドルトムントは今季、ブンデスリーガ2位の56得点(先制時)を決めている。ゴンサロ・カストロのフリーキックは56点のうち、(ペナルティー)ボックスの外から決まった最初のゴールとなった」

 首位バイエルン・ミュンヘン(67得点)に次ぎ、リーグ2番目の破壊力を持つドルトムント(58得点)だが、相手の守備を崩してからゴールを奪う形が多いこともあり、前節までペナルティーエリア外からのゴールがなかったという。

 

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