“移籍決定的”から“契約延長へ” ドルトムント香川の復権を独メディアが分析

「実際、攻撃陣にさほど居場所はないが…」

 1-1で終わったシャルケとの“レヴィア・ダービー”では、相手の最終ラインを完璧に抜け出し、FWオーバメヤンの先制点をアシスト。離脱者続出の状況で訪れたチャンスを、香川は生かした。

「実際のところ、選手層の分厚いドルトムント攻撃陣にはさほど居場所はない。だが、マリオ・ゲッツェの長期離脱とマルコ・ロイスの新たな故障、そしてBVB史上最高額の移籍金で加入したアンドレ・シュールレの黄色と黒のジャージでの日々は軌道に乗っていない。香川真司はこの状況を最大限に活用し、自分の役割を果たした」と評価されている。

 そしてここ数試合の活躍により、「もしも、日本人が2、3週間この働きを続ければ、契約延長までさほど待つ必要はないだろう」と、香川の契約延長は時間の問題と分析されている。サポーターから絶大な人気を誇る“小さな魔法使い”は、契約延長を視野に入れ、完全復活への道のりを順調に歩んでいる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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