“移籍決定的”から“契約延長へ” ドルトムント香川の復権を独メディアが分析

公式戦4試合連続のスタメンと復調 「再び自らを証明するチャンスを手にした」

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は現在、公式戦4試合連続スタメン出場と好調ぶりをアピールしているが、ドイツメディアは「移籍決定的」から「契約延長へ」と、プレーメーカーの復権を報じている。

「BVBにおける香川の復権」との見出しで特集したのは、ドイツのサッカー専門メディア「90MiN」。シーズン前半戦はベンチスタートが多かった香川の、ドルトムントでのどん底からの脱出劇をこう表現している。

「香川真司が数週間とても好調を維持している。この夏の移籍は決定事項と思われていた。だが、日本人は2018年に満了となる契約更新の戦いを続けているようだ」

 契約満了まで残り1年と迫った香川は、今季限りでの放出が確実視されていたが、ジグナル・イドゥナ・パルクでの契約延長の可能性を切り拓いているという。右足首の故障や有望な若手選手の台頭で立場を脅かされていたが、ここにきて指揮官にその実力を存分にアピールしているという。

「28歳はトーマス・トゥヘルに再び自らを証明するチャンスを手にした。そして、それを生かした。極東から来た攻撃の司令官は、シャルケ戦におけるボルシアのリードに決定的な役割を果たした」

 

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